2016年10月13日

劇場『君の名は。』

2016年 日本
英題『Your Name.』
監督:新海誠
声の出演:神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、成田凌、悠木碧、島崎信長、石川界人、谷花音、てらそままさき、大原さやか、井上和彦、茶風林、かとう有花、花澤香菜

とにかく絵が良い。すごく良い。あと、「今日のこの日のために」っていう収束感がすごく良い。映画だから良い。都合良くまとまってる。テンポ感や伏線回収はなかなか良いけども、謎の誤魔化し方とか、若気の至りとかね、アレですけどね、全部ひっくるめて許せる(何様)。

タイムパラドックスとかその辺の難しいトコを検証してるtogetterもあるみたいですが、まぁ、すごいよね(笑) そもそも1200年ごとに隕石が降ってくる土地だなんてがくがくぶるぶる。彗星がやってくる軌道が1200年周期ってゆーだけならまだしも、そこから割れて降ってくる隕石が都合良く同じ場所へ落ちるワケねーだろって話。割れて降ってくるっつーことは大気圏で燃え尽きない程度の大きさが必要なのであって、そーすると割れて残った本体側の質量が大幅に減るワケだ。そーすっと周期もコースもずれる可能性があるでしょう?地球の、北半球の、日本の位置する島国の、その中のピンポイントで、1200年ごとにヒットさせるには説得力がなさすぎると思うんだ。

ツッコんだら負けなのは分かってる(^_^;

ファンタジーなラヴストーリーとしては、本当に面白い。青いなぁ、若いなぁ、と斜に構えつつ、徐々に明かされる宮水家の状況や、タキ君と奥寺先輩の成り行きを絡めながら、しかし唐突に事実が判明してしまうくだり。ここまでフワフワしてた気分に、一気に冷や水を浴びせられたようで、この先を凝視せずにいられなくなる。

涙は出ない。相当涙腺の弱いワタクシですが、今回はほとんど泣きませんでした。おそらく感情移入するよりも状況把握に時間がかかったのだと思う(笑) ”意識の入れ替わり”が頻繁に起こって、どっちがどっちの時に起こっているコレがどうで?!みたいなので忙しかったのだと思います(>_<)💦

ラスト、二人が現世でちゃんと巡り会えた時には、さすがにスクリーンが滲んでしまいました・・・

映像がとにかく美しかった。彗星の描写、雨が石畳を打つ様子、空の色合い、とにかく美しい。”片割れ時”の空の色、最高。アニメーション技術ではなく、写実的な絵そのものが良かった。あと楽曲の歌詞は物語に即したものになってるらしいですねそもそも。ちょこっとどっか読んだところによるとです。パンフ買いそびれたのでw

何度でも観たいと思うには、時系列を整理したいと感じるなら、でしょうか・・・謎は謎のままでも面白いよ。いや、こういう若い情動みたいなアレについては、もう私なんかはそんなに何度も見たくない部類に入ってきちゃってますし(笑) つー感じでわざとらしい部分もあったりなかったりですが、映画の出来は良い。ちゃんとまとまってるし、何しろハッピーエンドだ(笑) ヒットも納得です。


※2016年 13本目。
posted by のりすけ at 22:59| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オンデマンド視聴『オデッセイ』

原題『The Martian』
2015年 アメリカ
監督:リドリー・スコット
出演:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ、ジェフ・ダニエルズ、マイケル・ペーニャ、ケイト・マーラ、ショーン・ビーン、セバスチャン・スタン、アクセル・ヘニー、キウェテル・イジョフォー、ベネディクト・ウォン、マッケンジー・デイヴィス、ドナルド・グローヴァー、ニック・モハメッド、チェン・シュー、エディ・コー、エンゾ・シレンティ、ジョナサン・アリス、ナオミ・スコット

トム・ハンクスの一人語りモノより面白いよ。と率直に思ったけど、よくよく考えてみるとこの映画はコメディでありミュージカルだ。サバイバルしてる割に、あまりにもマットデイモンが楽しすぎる(笑) 主人公以外の状況説明にも結構時間割いてるし、いろんな視点とか思惑とか存在してて感情移入しやすいんじゃないかと思う。むしろ主人公に一番感情移入しにくいw

とりあえず冒頭のシーンだけは、ああ、これで彼が置き去りにされるんだな。っていう、その説得力だけは強烈に理解できた(^_^; あとの科学的根拠っぽい様々なアレヤコレヤは、さっぱり分からぬ(笑) ワトニー君のバイタリティ=生命力にはホント感心しちゃいましたけどね〜。

邦題の”オデッセイ”ってどっから来たんだっけ?原作は『火星の人』という和訳で書籍も出てるらしいですけど、原題を直訳すると「(もはや)火星人(と呼んでも良いのでは?と思えるほどに、不本意ながら適応することができてしまった地球人)」なんじゃないかと思いますけど(笑)

地球と通信ができてすぐに、マークが「クルーはどうしてる?」と聞いたのがグッと来た。人間ができてるよー。宇宙飛行士ってそのくらい人間ができてないとなのかー。船長さんも良い人だもんなー。ショーンビーンも良いキャラしてるし。キウェテルさんも大好きだー。

終盤、唐突に出てきた怪しさ満点の中国人有力者がイミフ(笑) マークの家族が影すら出てこなかったのも謎。君のモチベーションの源は、いったいぜんたいどこにあるって云うんだ。なんだかんだ、結構集中して観ちゃいましたね。邦題とキャッチコピーは相変わらず大概にしろ、って感じですけど。


2016年 12本目。※年間50本の目標は諦め済みです。あしからず。
posted by のりすけ at 21:04| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする