2011年 アメリカ
監督:テヴィッド・フィンチャー
出演:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ、クリストファー・プラマー、スティーヴン・バーコフ、ステラン・スカルスガルド
、ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン、ジョエリー・リチャードソン他
オープニングからしてR-15全開な感じ。原作読んでないのもあって、超ビクビクしながら観てたー(>_<) なかなか正視に耐え難いシーンもありました。けどソレを表現する事が大事なんだってことも分かったし、ミカエルとリスベットの関係性も、まぁ把握できたかなぁ。Part2、Part3と、この関係が続いていくの?ダイジョブ?って気がしないでもない。けど。
予告編だけでもすんごいインパクト強かったじゃないですか。煽り文句とか聞いたらもう「コレは観ねば!」って気分になってたわけですよ。そーゆーのって何気に、裏切られることって少なくないんですよね。なんでかわかんないけど、ね。でもこれ、マジ裏切られ気分、逆。入り込んだら最後、離れられない。
女性目線で辛いシーンもたくさんあって、いろいろ言いたいことがたくさんあるんだろうけど、わりとサバサバ対処できたというか、一緒に忘れようとすることができた、みたいな。寒気がするほど嫌なシーンもあったけど、後味は悪くない。
レイプじゃなくても嫌な事って生きてる以上遭遇するわけで。いちいち思い出してたら前に進めないんだよね。だからいつも良い具合に忘れながら次に行くようにしようと思ってるんだけど。やり方はどうあれ、誰だって努力はしてる。そこはもう、そんなことはもう、分かってるから、はい次!はい次!どんどん次!みたいな流れをリスベットが作ってくれてた気がする。ありきたりじゃないヒロインに、アタシ達も救われることが多いんじゃないかな。
次作はどんな展開が待っているのか、楽しみすぎる。